早期退職した、その後どうするの?

56歳で早期退職し無職になり、57歳目前で再び働き始めた独身男の日常、趣味の話を備忘録的に綴っていきます。

読書感想文と言えば《走れメロス》かな。

今週のお題「読書感想文」

読書感想文。懐かしくも胸が苦しくなるような

気持ち。(笑)子供の頃の自分は宿題は休みの

最後の方にまとめてやるタイプ。

休みも残り少なくなって来るとソワソワし出す

が『明日から本気出せばギリ間に合う。』と

思い、最後の最後まで手を付けない。そんな

性格。(今でもたいして変わらないが)^_^;
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そんな状態なので長い休みの最終日は母親

の手も借りてそれはもう・・・毎回『いい加減

にしろ!次は手伝わないからね。この◯カ!』

などと罵倒されながら親子二人三脚で修羅場を

乗り切ってきたものだ。因みに親父、兄貴も

いたが手伝ってもらった記憶が全く無いが何故

だろう?とにかくそんなやっつけでコナしてい

た宿題のラスボス的存在が『読書感想文』であ

った。何せまずは本を読まなければならない。

算数、工作等でてんてこ舞いなのに、この上

本を一冊読まなければならない!(この頃は本

は全く読まずマンガばかり見ていた。)本泣き

しながら深夜までかかって本を読み、感想文を

書いた。原稿用紙◯枚以上という規定があった

ので文章もやたらと色々な言葉を加えてダラダ

ラと文字数を稼ぎ、行をやたらと変えていたの

で非常に読みにくい文章であったと想像出来る。
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現在で在ればネットであらすじを見てチャチャ

っと感想文も書けるだろうなぁ(´ー`)と思う。

あの頃、家では子供のMAX起きていて良い時間

は『8時だよ全員集合!』が終わる9時であった

(土曜限定)が夏冬休みの最終日と大晦日だけは

夜更かしを許されていた。というか休みの最終日

は寝るのを許されなかった的な・・・(-_-;)

そんな辛い記憶の読書感想文であるが今、題材と

して思い起こせるのは『走れメロス』一冊だけで

ある。何年生の頃書いたのか定かでは無いが時間

との闘いの中で宿題をこなしていく当時の自分と

親友の為に走り続けて約束を守ったメロス。何か

シンクロしているようで今考えると感慨深いもの

があるなぁ(*´ー`*) 辛い思い出も年と共に美化

されていくのであろうか(苦笑)

それにしてもウチの親は良く毎回切れずに・・・

イヤ、切れてはいたが手を挙げることもなく根気

よく手伝ってくれていたなぁ。改めて親に感謝で

ある。(今更だが・・・)f^_^;

            《 おしまい 》