今週のお題「読書感想文」
読書感想文。懐かしくも胸が苦しくなるような
気持ち。(笑)子供の頃の自分は宿題は休みの
最後の方にまとめてやるタイプ。
休みも残り少なくなって来るとソワソワし出す
が『明日から本気出せばギリ間に合う。』と
思い、最後の最後まで手を付けない。そんな
性格。(今でもたいして変わらないが)^_^;
そんな状態なので長い休みの最終日は母親
の手も借りてそれはもう・・・毎回『いい加減
にしろ!次は手伝わないからね。この◯カ!』
などと罵倒されながら親子二人三脚で修羅場を
乗り切ってきたものだ。因みに親父、兄貴も
いたが手伝ってもらった記憶が全く無いが何故
だろう?とにかくそんなやっつけでコナしてい
た宿題のラスボス的存在が『読書感想文』であ
った。何せまずは本を読まなければならない。
算数、工作等でてんてこ舞いなのに、この上
本を一冊読まなければならない!(この頃は本
は全く読まずマンガばかり見ていた。)本泣き
しながら深夜までかかって本を読み、感想文を
書いた。原稿用紙◯枚以上という規定があった
ので文章もやたらと色々な言葉を加えてダラダ
ラと文字数を稼ぎ、行をやたらと変えていたの
で非常に読みにくい文章であったと想像出来る。
現在で在ればネットであらすじを見てチャチャ
っと感想文も書けるだろうなぁ(´ー`)と思う。
あの頃、家では子供のMAX起きていて良い時間
は『8時だよ全員集合!』が終わる9時であった
(土曜限定)が夏冬休みの最終日と大晦日だけは
夜更かしを許されていた。というか休みの最終日
は寝るのを許されなかった的な・・・(-_-;)
そんな辛い記憶の読書感想文であるが今、題材と
して思い起こせるのは『走れメロス』一冊だけで
ある。何年生の頃書いたのか定かでは無いが時間
との闘いの中で宿題をこなしていく当時の自分と
親友の為に走り続けて約束を守ったメロス。何か
シンクロしているようで今考えると感慨深いもの
があるなぁ(*´ー`*) 辛い思い出も年と共に美化
されていくのであろうか(苦笑)
それにしてもウチの親は良く毎回切れずに・・・
イヤ、切れてはいたが手を挙げることもなく根気
よく手伝ってくれていたなぁ。改めて親に感謝で
ある。(今更だが・・・)f^_^;
《 おしまい 》