今週のお題「お弁当」である。
中学時代は基本給食であり、土曜日のみ
お弁当だった。
高校生になると給食は無くなり毎日、母親
の手作り弁当を持って登校した。
自分には4歳違いの兄、妹がいたので母親
は3人の高校時代のお弁当を計9年間作って
いたことになる
お弁当箱はアルマイト製の昔ながらのヤツ
である。これをハンカチに包んで毎日持た
された。
この弁当箱がクセもので汁気の多いオカズ
の時に傾けたりしようものなら、弁当箱の
中で中身は偏りカバンの中で汁が滲んでし
まうのである。
なので汁気のあるオカズは母親があまり入
れていなかったと思う。
当時の記憶を思い起こすとオカズは卵焼き
ウィンナー、ホウレン草のおひたし、豚肉
等が多かったような気がする。
もう数十年前の事で記憶が曖昧であるが
一つだけ鮮明に覚えているオカズがある。
それはノリである。ほぼ100%ご飯の上に
は醤油のついたノリが敷かれていた。
基本はご飯の1番上に一層のノリが敷かれ
ているのだが時々2段ノリになっていたり
ノリの下にオカカが入ってる時もあった。
今、思い返すと多分、ノリ2段、オカカが
入っている時は母親が忙しすぎてオカズ
を作る時間がなかった時なのかもしれない
なと思った。
今も昼ごはんはお弁当だが、市販品なので
透明なフタ付き、なので食べる前から中身
が見えてしまい味気ない。
今日のオカズは何かな?と期待しながら
弁当箱のフタを取って食べるヤツ、いいよ
な~。と今更ながら思うのだ。